FX投資スタイル
FXの取引を始める前に、知っておくとよいポイントを簡単に説明します。慣れない間は少しずつ理解していく方が身に付きやすいので、ここでは最低限の項目だけ取り上げます。
自分の投資スタイルを決めておく
FXで投資を始めるには、自分がどのようなスタイルで投資を行っていくかを決めておく必要があります。
投資に使える資金やかけられる時間、取得できる情報の量や鮮度など、人によってそれぞれ違いますので、自分の状況に見合う投資スタイルを整理しておくのが、始めの一歩です。
投資スタイルには「短期」「中期」「長期」に分類できます。
「短期投資型スタイル」
新規注文・決済注文を一両日中に完了し、翌日にポジションを持ち越さないスタイルです。
FXの短期投資の最大のメリットは、短期間に大きな利益を上げることができることです。これは反対に短期間に大きな損失を受ける可能性も意味します。通常はレバレッジをかけて1回辺りの利益を大きくしようとしますが、レバレッジに比例して受ける損失も大きくなります。そのような場合には、ロスカットを使って損失の拡大を抑えたり、常に相場の動向や関連ニュースを観察している必要があります。
短期投資型スタイルは専任のトレーダーや、投資だけを仕事にしている人、時間に余裕がある人に向いているスタイルと言えます。最近では、サラリーマンやOLの方も、帰宅後の数時間を利用してデイトレードに参加しているという話もあります。確かに19時?24時の時間帯は世界的にも為替の取引量が多く、もっとも活発に値が動く時間で、チャンスも増えるでしょう。このような方々は、1回の取引で大勝を狙わないで少しでも利益を取り、それを繰り返して合計1万円のプラスを目指すようです。取引額が少ないので、大損もしないのも大きなポイント。会社での固定収入にプラスして稼ぎたい方達の短期投資スタイルのようです。
短期投資スタイルにはこのようなFX会社が向いています。
「中期投資型スタイル」
中期投資型スタイルというのは、数日間?数週間程度で取引をすることをいいます。
このスタイルのポイントは比較的大きなトレンドに乗って為替差益、あわよくばスワップポイントも狙う投資方法です。短期投資型スタイルと比較すると、損切りラインを高めにしておくのが一般的です。特にスワップポイントも同時に狙う場合は、損切りラインを高めに設定するため、証拠金を余裕を持っておかなければなりません。そのような場合はレバレッジも短期投資型とは違い、低めに押さえるケースが多いようです。
ある統計によると、FXで大きく利益を上げている投資家の多くは、数週間?数ヶ月、あるいは数ヶ月?1年程度といった期間のスタンスで取引しているケースが多く、一定レベル以上のテクニカル分析能力があるということが共通しているというデータもあります。日々チャートとにらめっこする時間はなく、数週間単位で取引を行いたい人向けであると言えます。
中期投資型スタイルにはこのようなFX会社が向いています。
「長期投資型スタイル」
長期投資型スタイルは、投資の本来のスタイルであり、投資の最もベーシックな投資スタイルで、多くの方が採用されている方法です。
FXでの長期投資型スタイルは、主にスワップ金利を狙うのがベースとなります。日本のような低金利とは異なり、外貨は非常に高く設定されていますので、FXを活用することによって、外貨預金・外貨建てMMFよりも手数料を抑えつつ多くの利子を得ることができます。(もちろん為替差損などのリスクも存在します)スワップ金利で資産を増やそうとする場合、投資する外貨の金利が非常に重要な要素になってきます。
FXを活用して長期投資する人は、投資する通貨の金利がどうなっているかということに注意しておく必要があります。政策金利は、経済状況によって常に変化していますので、時間のある時にでもチェックすることが重要です。時間はないけど、銀行預金ではなくて何か投資をしたいという人に向いていると思います。
